歴史 Philosophy

歴史 Philosophy

洋食レストランへの思い

洋食レストランへの思い

私たちのメニューの一つ一つには日本人の味覚や好みを十分反映し、手間のかかるフランス料理の伝統的な製法と新たな技や食材、調味料を融合させて現在の味があります。そして留まることなく未来へ工夫を続けてまいります。

私たちのキッチンは、一般的なレストランと比べ直火の調理が多く、働く料理人たちの環境はあまり良い状態とは言えませんでした。昔は厨房内温度が40度を越えることもあり、そんな中で美味しいものを追求しておりました。現在では常に働く料理人たちが清潔に安全に働くことのできる環境を心がけた店舗作りを行い、おいしいものを安全に提供できる環境が整わなければ出店も見送ることもあります。
洋食文化は明治、大正の時代に根付きました。洋食レストランは日本が現在のように豊かすぎない頃の夢の食卓であり、家族がたまに背伸びしておしゃれしておでかけする食事の場でした。そんなロマンや面影が店のところどころに残されています。
お席にお座りになって、壁に掛けられた額やテーブルの傷、さりげなく飾られた西欧の小物や椅子に張られたクロスの色使いなど世代が変わっても懐かしさを皆様に感じて頂けたら私たちは嬉しいです。

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